AI開発言語としても有名で、プログラミング言語で上位のPython!
これからPythonを習得していこうという方も多いのではないでしょうか?
私の周りでも多くの人がPythonを始めています。
本記事ではPythonの基礎的な使い方を紹介していきます。
本記事はこんな方におすすめです。
本記事の内容
- python環境の設定
- printの使い方
- 変数、条件分岐、繰り返し
- 配列(list, tuple)
- 辞書(dict)
- 関数
- numpy
Pythonを活用した、副業での活用方法も紹介しています。
目次
python環境
pythonを使うには、開発環境が必要です。
入門では、コードを打ちながら結果が確認できるjupyter notebookを使います。
下記リンクで、環境を整えましょう。
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参考【python 入門】AnacondaインストールからJupyterLab使うまで
続きを見る
環境構築はとても大切ですが、面倒であれば、Google Colaboratoryを使いましょう。
アクセスするとすぐに、jupyter notebookが使えます。
*google アカウント必要
jupyter notebookの使い方は下記を参照ください。
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参考【python 入門】Jupyter Labでのnotebookの使い方
続きを見る
printの使い方
プログラミングの第一歩は「Hello world」と出力することです。
print('Hello world')
Hello world
これで、pythonのコードを実行できました!
詳しいprintの使い方は下記リンクを参照ください。
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参考【python 入門】print文の使い方を完全マスター!
続きを見る
変数、条件分岐、繰り返し
この変数、条件分岐、繰り返しが使えれば、プログラミングの1つの壁を超えたことになります。
なぜかというと、これらの知識があれば、ちょっとしたアプリケーションが作れます。
変数
プログラミングはデータとその処理の組み合わせです。
変数はそのデータを格納する箱です。
変数には「=」(代入演算子)でデータを入れます。
文字列
# 変数 aに文字列 a = 'Hello world' print(a)
Hello world
数値
数値を四則演算(+ - * /)を使って計算します。
# 変数 aとbに数値を入れて計算 a = 1 b = 2 print(a+b) print(a-b) print(a*b) print(a/b)
3 -1 2 0.5
条件分岐
条件分岐では、変数にはいったデータで処理を分けます。
例えば、aに10が入っていたときに、aが10かどうかで処理を分けます。
a = 10 if a == 10: print('aは10です。') else: print('aは10以外です。')
aは10です。
a == 10の「==」を比較演算子と言います。
色々な比較演算子で、a以上、以下など色々な条件で処理を分けることができます。
詳しくは、下記リンク参照ください。
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参考【python 入門】条件分岐 if文の書き方、使い方を習得する
続きを見る
繰り返し
繰り返し処理もプログラミンでは重要な処理です。
処理を何回も繰り返すことができます。
例えば、5回繰り返す場合は次のようなコードになります。
for i in range(5): # 繰り返す処理 print(i)
0 1 2 3 4
繰り返す処理数を変更する場合は、range(繰り返す数)の数を変更しましょう。
詳しくは、下記リンク参照ください。
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参考【python 入門】繰り返し処理 for文の使い方をマスターする!
続きを見る
繰り返しには、while文というのもあります。
下記参照ください。
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参考【python 入門】繰り返し処理 while文の使い方をマスターする!
続きを見る
配列(list, tuple)
変数では、1つのデータしか使えませんが、配列では複数のデータが使えます。
配列にはlist(リスト)とtuple(タプル)があります。
データをカンマ区切りで、リストは[]、タプルは()で囲います。
list定義
[データ1, データ2, ...., データn]
tuple 定義
(データ1, データ2, ...., データn)
listはデータの追加、削除などができますが、tupleはできません。
実際に見てみましょう。
# リスト list_a = [1,2,3,4,5] print(list_a) # タプル tuple_a = (1,2,3,4,5) print(tuple_a)
[1, 2, 3, 4, 5] (1, 2, 3, 4, 5)
データの取り出し方は、0〜始まる配列番号を指定します。
# 取り出し方 print(list_a[0]) print(list_a[1]) print(list_a[3])
1 2 4
詳細は、下記リンク参照してください。
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参考【python 入門】配列(list、tuple)をマスターする!
続きを見る
そのほか、応用した使い方は次のリンク。
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参考【python 入門】list(リスト)の内包表記の書き方、使い方
続きを見る
辞書(dict)
dictは辞書と同じく、索引のキー値と値でデータが構成されています。
dict定義
{'キーの文字': 値, 'キーの文字': 値}
という風に宣言します。
コードの例は以下です。体重と身長のデータを入れています。
dict_a = {'体重': 70, '身長': 170} print(dict_a)
{'体重': 70, '身長': 170}
データの取り出し方は['キー値']で取り出せます。
print(dict_a['体重']) print(dict_a['身長'])
70 170
ここまでで作れるアプリケーション例
BMIで肥満かどうか判定するアプリを作ってみます。
作れそうな方は、作ってみてください。
# 身長体重 person_a = ['A', 60, 170] person_b = ['B', 80, 170] person_c = ['C', 55, 165] person_all = [person_a, person_b, person_c] # 3人分繰り返す for i in range(3): # 1人ずつ情報を取り出す person = person_all[i] name = person[0] weight = person[1] tall = person[2]/100 # メートル換算 bmi = weight / (tall*tall) # 肥満判定 if bmi>25: print(name, 'さん', '肥満です。BMI', bmi)
B さん 肥満です。BMI 27.68166089965398
関数
関数では、処理をひとまとめにして、使いまわせるようにできます。
関数定義
def 関数名():
処理
実行するときは、関数名()とするだけです。
Hello worldを表示する関数を作ってみます。
# 関数の定義 def hello_world(): print("Hello world") # 関数実行 hello_world()
Hello world
Hello worldの表示する関数を使い回すことはないので、実際には、繰り返し使いそうな処理を入れていきます。
関数では、引数と呼ばれる何かしらデータを与えて、処理する場合もあります。
また、関数の処理結果を値として受け取り場合は、return 返り値をつかいます。
関数定義
def 関数名(引数1, 引数2, ..):
処理
return 返り値
BMI計算する関数を作ってみます。
# 関数の定義 def calc_bmi(weight, tall): tall = tall/100 #メートル bmi = weight / (tall*tall) return bmi # 関数実行 bmi = calc_bmi(80, 170) print(bmi)
27.68166089965398
詳しくは下記リンクを参照してください。
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参考【python 入門】関数の使い方をマスターする!
続きを見る
numpy
pythonはデータ解析やAIでよく使われます。
その両方で使われるのがnumpyと呼ばれる、行列演算のライブラリです。
詳細は、下記リンクを参照ください。
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参考【python 入門】numpyとは?基本的な使い方
続きを見る